「いのちの御言葉」2020年10月18日礼拝メッセージ 堀内友幸

2020年10月18日の礼拝説教要約

題:「いのちの御言葉」

聖書:マルコの福音書 6章30節ー44節

一 十二弟子の報告

二 大群衆の追いかけ

三 主イエスの願い

聖書:マルコの福音書6:30-44                 6:30 さて、使徒たちは、イエスのもとに集まって来て、自分たちのしたこと、教えたことを残らずイエスに報告した。6:31 そこでイエスは彼らに、「さあ、あなたがただけで、寂しい所へ行って、しばらく休みなさい。」と言われた。人々の出入りが多くて、ゆっくり食事する時間さえなかったからである。6:32 そこで彼らは、舟に乗って、自分たちだけで寂しい所へ行った。6:33 ところが、多くの人々が、彼らの出て行くのを見、それと気づいて、方々の町々からそこへ徒歩で駆けつけ、彼らよりも先に着いてしまった。6:34 イエスは、舟から上がられると、多くの群衆をご覧になった。そして彼らが羊飼いのいない羊のようであるのを深くあわれみ、いろいろと教え始められた。6:35 そのうち、もう時刻もおそくなったので、弟子たちはイエスのところに来て言った。「ここはへんぴな所で、もう時刻もおそくなりました。6:36 みんなを解散させてください。そして、近くの部落や村に行って何か食べる物をめいめいで買うようにさせてください。」6:37 すると、彼らに答えて言われた。「あなたがたで、あの人たちに何か食べる物を上げなさい。」そこで弟子たちは言った。「私たちが出かけて行って、二百デナリものパンを買ってあの人たちに食べさせるように、ということでしょうか。」6:38 するとイエスは彼らに言われた。「パンはどれぐらいありますか。行って見て来なさい。」彼らは確かめて言った。「五つです。それと魚が二匹です。」6:39 イエスは、みなを、それぞれ組にして青草の上にすわらせるよう、弟子たちにお命じになった。6:40 そこで人々は、百人、五十人と固まって席に着いた。6:41 するとイエスは、五つのパンと二匹の魚を取り、天を見上げて祝福を求め、パンを裂き、人々に配るように弟子たちに与えられた。また、二匹の魚もみなに分けられた。6:42 人々はみな、食べて満腹した。6:43 そして、パン切れを十二のかごにいっぱい取り集め、魚の残りも取り集めた。6:44 パンを食べたのは、男が五千人であった。

「いのちの御言葉」

一 十二弟子の報告

1 弟子達の派遣 マルコ6:7−9、12−13

6:7 また、十二弟子を呼び、ふたりずつ遣わし始め、彼らに汚れた霊を追い出す権威をお与えになった。6:8 また、彼らにこう命じられた。「旅のためには、杖一本のほかは、何も持って行ってはいけません。パンも、袋も、胴巻きに金も持って行ってはいけません。6:9 くつは、はきなさい。しかし二枚の下着を着てはいけません。」6:12 こうして十二人が出て行き、悔い改めを説き広め、6:13 悪霊を多く追い出し、大ぜいの病人に油を塗っていやした。 

主イエスは十二弟子を遣わすにあたって彼らをそのまま送り出してはいません。悪魔は必ず出ていく者に対して待ち伏せをして待っています。

ですから、イエスは弟子達に悔い改めを宣べ伝えることと、悪霊を追い出し、病人をいやす権威をお授けになりました。

イエスは民衆に対する憐れみに満ち、悩める者を助ける為に用いられる時に伝道になるのです。福音を宣べ伝えることは愛の故だからです。人間は魂と体と別々のものではなく一つです。イエスは人々を全て愛されたのです。賛美を持って相手を励まし、証しを持って相手を慰め、電話によって相手の為に祈ることができるのです。

2 弟子達の報告 マルコ6:30

6:30 さて、使徒たちは、イエスのもとに集まって来て、自分たちのしたこと、教えたことを残らずイエスに報告した。

十二弟子達は伝道から帰ってイエスに報告しました。ある弟子達は得意になって報告をし、ある弟子達は失敗を悲観して報告したのです。

イエスは得意になっている弟子達を甘やかすことなく、又失意の弟子達を悲しませることなく、黙って聞いておられたのです。主イエスが聞いて下さるだけて彼らは力を受けたのです。私達も良いときだけでなく、失敗した時も、間違ったこともイエスに話せば良いのです。

3 イエスの答え マルコ6:31−32

6:31 そこでイエスは彼らに、「さあ、あなたがただけで、寂しい所へ行って、しばらく休みなさい。」と言われた。人々の出入りが多くて、ゆっくり食事する時間さえなかったからである。

「疲れたであろうから、休みに行きましょう」と誘いました。忙し過ぎてゆっくり食事する時間さえなかったからです。

6:32 そこで彼らは、舟に乗って、自分たちだけで寂しい所へ行った。

ですから、カペナウムからベツサイダという寂しい所まで船で出かけたのです。カペナウムからベツサイダまでの距離は4kmです。 

二 大群衆の追いかけ

6:33 ところが、多くの人々が、彼らの出て行くのを見、それと気づいて、方々の町々からそこへ徒歩で駆けつけ、彼らよりも先に着いてしまった。

群衆が方々の町々から誘い合わせて走り出したのです。男だけで5千人です。女性と子供を入れれば2万人になる人達が走りだしたのです。岸部から船を見ながら船を追いかけて陸伝いに一斉に走り出したのです。あたかもマラソン競争のようでした。

帆掛け船は時速5km                        歩くと時速4km                          走ると時速9km

6:34 イエスは、舟から上がられると、多くの群衆をご覧になった。

1 弟子達の反応 6:33−34

弟子達の反応はどうだったのか。「休む所も群衆によって妨げられた。他の場所に行きましょう」と弟子達は言ったのではないだろうか。他の場所に行っても彼らは付いてくるのです。

皆さんはそのような時はどうしますか。“Give me a break!

「ちょっと休ませてくれ」と言わないでしょうか。 

2 イエスの御言葉 6:34、ルカ9:1、ヨハネ4:31−32

主イエスはどうされたのでしょうか。

6:34 イエスは、舟から上がられると、多くの群衆をご覧になった。そして彼らが羊飼いのいない羊のようであるのを深くあわれみ、いろいろと教え始められた。

ルカ9:11には「イエスは喜んで彼らを迎え、神の国のことを話し、また、いやしの必要な人たちをお癒しになった。」と書かれてある。

主イエスは2万人の大人と子供たちに命の御言葉を語っておられたのです。

大群衆は息を殺して聞いてました。

主イエスは語るべきこと、語るべき時をご存知でした。

ヨハネ4:31-32イエスがサマリヤの女性とお話しをしていた時に弟子達がスカルという町に食べ物を買いに行って帰って来て、イエスに「先生、召し上がって下さい」とお願いした時に、イエスは彼らに言われた。「わたしには、あなたがたの知らない食物があります。」と語られました。

命の御言葉は主イエスが語る時にいのちの水となって流れて来て、聞く人の内で泉となり、永遠の命への水が湧き出すのです。 

3 弟子達の心配 6:35−36

皆が真剣に主イエスの御言葉を聞いていたときに、

「もう時間です。メッセージの時をここまでにして下さい」と弟子達に言われました。

6:35 そのうち、もう時刻もおそくなったので、弟子たちはイエスのところに来て言った。「ここはへんぴな所で、もう時刻もおそくなりました。6:36 みんなを解散させてください。そして、近くの部落や村に行って何か食べる物をめいめいで買うようにさせてください。」

三 主イエスの願い

1 弟子達に願われた事 6:37                 6:37 すると、彼らに答えて言われた。「あなたがたで、あの人たちに何か食べる物を上げなさい。」

2 弟子達の返事 6:37、ヨハネ6:7              そこで弟子たちは言った。「私たちが出かけて行って、二百デナリものパンを買ってあの人たちに食べさせるように、ということでしょうか。」   ヨハネ6:7ピリポはイエスに答えた。「めいめいが少しづつ取るにしても、二百デナリのパンでは足りません。」

200万円があっても2万人にパンを配るとしても一人100円のパン一個だけです。

予算がないから出来ないのではないのです。主イエスは何故弟子達に「あなたがたで、あの人たちに何か食べる物を上げなさい。」と言われたのでしょうか。神は無からでも有を生じさせて下さるお方なのです。

3 弟子達に語られた事 6:38

6:38 するとイエスは彼らに言われた。「パンはどれぐらいありますか。行って見て来なさい。」彼らは確かめて言った。「五つです。それと魚が二匹です。」

4 主イエスの祝福 6:39−44

6:39 イエスは、みなを、それぞれ組にして青草の上にすわらせるよう、弟子たちにお命じになった。6:40 そこで人々は、百人、五十人と固まって席に着いた。6:41 するとイエスは、五つのパンと二匹の魚を取り、天を見上げて祝福を求め、パンを裂き、人々に配るように弟子たちに与えられた。また、二匹の魚もみなに分けられた。

主の奇跡が起こった。

主イエスが食事の為に祝福を神に祈ったのです。そしてパンを裂きいて、人々に配るように弟子達に与えられた。一口のパン切れを先に自分が食べるのではなく、相手を先にして配ることによって奇跡がおこったのです。そして一口のパンを一気に飲み込むのではなく、良く噛んで咀嚼して食べると唾液アミラーゼという消化酵素が分泌されて内臓の消化を助けて栄養を取り入れやすくなるのです。二匹の魚も祝福して皆に分け与えられたのです。

6:42 人々はみな、食べて満腹した。6:43 そして、パン切れを十二のかごにいっぱい取り集め、魚の残りも取り集めた。6:44 パンを食べたのは、男が五千人であった。